參山国家風景区管理处

サシバ

• 撮影者：陳順章

• 活動区域：八卦山

サシバは「国慶鳥」の異名を持つ越境猛禽類です。人間界では、台湾にあまり詳しくない人も多いかもしれません。しかし、サシバ等100種類以上の鳥類は、大昔から台湾を必ず訪れる地としています。もしかしたら、台湾の生態環境や地形等が彼らの生命の根幹にある記憶の中に深い刻印を残しているのかもしれません。

サシバの頭部は灰褐色で、眉と喉が白く、中央に一筋の黒い帯状の横線があります。身体の色は赤褐色、胸部で白い横線と褐色の横縞が交差し、嘴の長さは1.8～2.3㎝、体長は約41～49㎝、雌の成鳥は雄よりもやや大きく、翼開長は約102.5～115㎝です。

サシバは毎年10月、ちょうど国慶節（10月10日）の時期に北から台湾を経て南方へ渡り越冬することから、「国慶鳥」とも呼ばれています。翌年3月、南方から台湾を経て北方へ渡り、繁殖活動を行います。彰化県の八卦山は彼らが北へ帰る際の重要な休息地の一つなので、この時期は、サシバ観賞の絶好のチャンスです。