上部落・中部落・下部落と分かれ、三つ併せて新しい集落を形成しています。周りを松の木に囲まれていることからこの名があります。松茂部落とスコアウ部落はもともと同一族群・同一語系の大部落でしたが、大戦後人口増加により、耕地が不足し、現在の場所へ移住したとのことです。
部落特色-蒐鹿歩道
大小剣山への登山口にあたり、かつては松茂部落の人たちの猟場でした。優美な原生林が広がり、生態が豊富です。またタイヤルの住居跡が残っています。
部落特色-大甲渓河床頁岩
橋上から大甲渓の河底の地層がうかがえます。層を成した頁岩( けつがん) の紋様が鮮明で、柱状玄武岩の美感を想起させます。
部落特色-清泉橋
台7 甲線街道そばにある真っ赤に塗装された橋です。もともとフランスがベトナムに建造した鉄橋に使われた鋼材とのことで、1954 年にフランスが撤退するときに台湾に寄贈されました。橋上にはエッフェル塔のマークが残っています。