八卦山大仏区に隣接する八卦山脈生態ビジターセンターは、2001年3月17日にオープンしました。ビジターセンターでは主に、毎年3月の春分前後に北へ戻る途中、一時的に八卦山脈に留まるサシバや八卦山脈の動植物の生態を紹介しています。全国初のサシバテーマ館として、また全国で初めてサシバをテーマとして認証を取得した観光教育施設です。
サシバは猛禽類に属し、強い捕食性があり、食物連鎖のピラミッドの頂点に立つ消費者です。毎年春に北の気候が温暖になるため、サシバは春分・清明前後に南から北の繁殖地へ帰りますが、途中で一時的に八卦山風景区などの地に留まるため、「南路鷹、清明鳥、掃墓(お墓参り)鳥」とも呼ばれています。
センターの外壁には現地の芸術家、王楨文先生によるペーパークラフトを基に拡大した大きなサシバモチーフが掲げられ、訪問者は「サシバテーマ館」の入口にて、サシバがテーマであることをしっかりと感じることができ、子供から大人まで人気のあるFacebookのチェックインスポットとなっています。
館内の1階展示スペースには、「サシバの大ランタン展示」「八卦山旅行情報インタラクティブ・ウォール」「サシバARゲームエリア」「サシバ720度VR飛行体験」「猛禽類紹介エリア」「視聴室」、2階展示スペースには、「サシバ展示室」「サシバの生態および人と文化の特別展」「八卦山脈地質展示エリア」「八卦山風景区でよく見られる植物の解説」「タイワンザル展示エリア」「蝶々お姉さんの物語」「よく見られる昆虫エリア」が配置されています。センター内には、主人公のサシバだけでなく、他にもたくさんの生き物がいて、楽しい森の仲間たちと知り合うことができます!
ビジターセンターでは、旅行情報、ビデオ観賞、団体予約の説明、旅行パンフレット、環境教育プランなどのサービスを提供しています。ぜひ、ご家族、友人と現地を訪れて生態の旅を体験してください。お待ちしています。