温泉は谷関で最も貴重な天然資源です。台8線34キロメートル地点にある谷関公園は、バリアフリーの温泉体験スポットです。園内には入関博物館、広場、ステージなどの施設があり、捎来吊橋につながる通路もあります。家族でのお出かけやドクターフィッシュのスパを楽しむのにぴったりです。
入関博物館、谷関探索のスタート地点
隣接する「入関博物館」は谷関ビジターセンターを基に造られ、地域のミニ博物館として、訪れる人々に谷関の地理や生態、歴史を紹介。谷関温泉探索のスタート地点なっています。
入関博物館のB1階には昆虫標本が展示され、蝶、蛾、甲虫などの昆虫と自然景観との関係を探ることができます。さらに、壁面には谷関でよく見られる鳥類のイラストが描かれています。B2階は植物映像エリアで、谷関を代表する自然林相が9枚の画像で展示され、平地の植物だけでなく、高山の針葉樹広葉樹林も紹介しています。
ドクターフィッシュで二重の癒し
谷関温泉広場の弧を描く足湯エリアは十分な日陰があり、近くには足湯の前後に足を洗える屋外シャワー台も設置されています。谷関公園に下りていくと、最も人気のあるドクターフィッシュがいる足湯池に到着します。春夏には花々が咲き乱れ、晴れた日には人々が池の縁に座り、花や植物を眺めながら、ドクターフィッシュが足の角質を食べるくすぐったい感覚を楽しんでいます。
大甲渓にかかる捎来吊橋、河床と山林を見下ろす
谷関公園の内部に向かい、小径を通って捎来吊橋に到達します。谷関の有名な捎来歩道を訪れるには、必ずこの吊橋を渡って大甲渓を横断します。鮮やかな赤色の橋が緑豊かな山林の中で特に目を引きます。「捎来」はタイヤル族部落の首長の名前に由来し、吊橋の入口には部落の文様が施されています。高所から河床と山林の美しい景色を見下ろすことができる、谷関観光の必見スポットです。
