「果てしなく遠い農場」と呼ばれる福寿山農場は、中央山脈と雪山山脈に挟まれ、海抜2,100メートルから2,614メートルに位置します。避暑地としてだけでなく、日の出、夕陽、満天の星空、四季の花々など広大な自然景観で心を癒してくれます。山々を越えていかなければなりませんが、山々に囲まれた高山農場の美しい景色を一目見ればその苦労も報われることでしょう。
独特の味わいを持つ高山特産品、高山フルーツとお茶
福寿山農場の特産の一つは、園内で栽培される高山フルーツ。蜜リンゴ、スモモ、梨、桃が人気です。昼夜の寒暖差が大きい環境で育てられた果物は甘くて果汁たっぷりで、思い出の美味しさとなるでしょう。
もう一つの特産品はお茶です。農場の茶畑は茶樹の生育限界標高に位置し、十分な日照と寒冷な気温、午後の霧に包まれる環境により、茶葉は肉厚になります。茶水は輝く黄金色で味わい深く、極上のお茶として茶人に愛されています。
景観散策、桜、紅葉、湖畔の特色ある遊歩道
広大な福寿山農場内には多くの景観遊歩道があり、中でも「千桜園」は冬の終わりから春先にかけて次々と開花し、多くの人々が桜を楽しみに訪れます。遊歩道にはバリアフリー空間も設けられ、家族で安心してロマンチックな桜の花の海を楽しむことができます。鴛鴦湖歩道と藍茵湖歩道は季節の紅葉と湖の景色が特徴で、松林歩道と更猛山歩道は森林生態が見どころです。難易度はそれぞれ異なり、体力に応じて選ぶことができます。
高山の日の出と日没を体験する宿泊
高山からの景色の朝夕の変化を体験したい方のために、福寿山農場では宿泊とキャンプのサービスも提供しています。国民賓館は設備も整い、環境も温かく快適で、お年寄りやお子様とも安心して利用できます。小天池キャンプ場は湖畔を囲み、山々に囲まれた仙境のような静かな美しさが楽しめます。