4.4天池は福寿山農場の最高点に位置し、天空に近い山頂にあることから、天池と名付けられました。当初、泉脈が直接地底に通じていたため、一年中水が涸れることはありませんでしたが、921大地震後に地層と泉脈がずれ、現在は雨水の蓄積に依存しています。天池の周りにはヒノキ、マツ、スギなどの高木が植えられており、晴れの日は湖面が鏡のように反射します。また「左右に3周回ると願いが叶う」という素敵な伝説もあります。
かつての総統行館、景色の素晴らしい避暑地
周りを見渡すと、池のそばに立つ2階建ての緑色の建物が見えます。この建物は蒋介石元総統が夏を過ごした執務室「達観亭」で、心を清めて国事を考えるためにここを訪れたと言われています。達観亭には歴史の一部が展示されています。1階には書斎と休憩室のほか、玄関、中庭、衛兵の伝達室などがあります。現在、書斎は史料館に改装され、夏を過ごす蒋介石元総統と夫人が景色を楽しむ古い白黒写真などを見学することができます。2階には景色を楽しめるバルコニーと会議場があります。採光に優れ、屋内に座っていても床から天井まである4つの窓から外の美しい景色を楽しめます。この場所で台湾の運命を決定づけた数々の大きな決断がなされたと言われています。
池のほとりのカフェ、茶葉卵、コーヒーの香り
達観亭の入り口横には、茶葉卵の香りがただよう天池珈琲屋があります。コーヒーのほか、さまざまなお茶やお土産も販売しています。多くの観光客がコーヒー、茶葉卵、軽食を買って池のほとりで休憩し、高い山の池のほとりの美しさと静けさを楽しんでいます。