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更新しました:2024-01-25
4.3

    苗栗南庄の神仙谷は、標高約650メートル、鹿湖渓、鹿場渓、風美渓の流れで切り開かれた峡谷地形で、岩床の断層により数十メートルの高低差を形成しています。勢いの強い流水で傾斜した上部の岩床や壮観な滝の景観を見ると、自然の力に感嘆せずにはいられません。注目すべきは、神仙谷の特殊な地形で、魏徳聖監督もこの地形を気に入ったことから、映画『セデック・バレ』のロケ地の一つとなりました。
    神仙谷吊橋側拍
    神仙谷の滝と吊り橋を散策  
    神仙谷は、タイヤル族の祖霊の聖地ですが、かつては死亡谷と称され、隣接する鹿場集落の故人を埋葬する場所でした。長年封鎖されていましたが、参山国家風景区管理処が整備し、山間に木道と原住民のトーテムを彫った吊り橋を設置したことで、滝の絶景を見られるようになりました。いわゆる「橫看成嶺側成峰、遠近高低各不同(正面から見れば横に連なる山脈に見え、側面から見れば高くそびえたつ山に見える。遠近や高低は目線によって皆異なる)」で、木道から吊り橋へ向かうと、異なる角度から神仙谷滝を観賞できます。橋の上から眺めれば、躍動感あふれる上流の河床と、青々とした下流の峡谷と、神仙谷の絶景をすべて眼下に収めることができます。
    神仙谷石頭
    集落景観レストラン 滝を近距離から楽しむ  
    神仙谷歩道の入り口を進むと、見事な七分酔滝景観の標識看板が目に飛び込んできます。レストラン内の壁には色とりどりの絵や伝統的なトーテムが飾られ、原住民集落の雰囲気を思う存分堪能できます。ここでは、本場の原住民料理が味わえるだけでなく、オーナーのライブ演奏も楽しみながら、心身共にリラックス。レストランを通り抜けて階段を降りると、透明なガラスが敷き詰められ、壮大で躍動する滝を目の前で観賞できます。雨が降った後は霧が滝全体を覆い、まるで仙境に身を置くかのよう。「神仙谷」の美称は、伊達ではありません。
    神仙谷樹叢

    観光スポット情報
    営業時間
    24H
    電話
    886-3-7824570
    アクセス方法