參山国家風景区管理处

1834年、政府から開拓許可を受けた広東省出身の開拓者・姜秀鑾と福建省出身の商人・周邦正は、開拓組織「金広福」を設立し、開拓をめぐってその後数十年にわたって先住民と闘争を繰り広げました。北埔の開発は、このように武力を伴う開拓であったため、北埔の集落は、軍事、商業、宗教の性質を帯びた城郭都市でした。

県指定の史跡である慈天宮は、北埔集落の中央に位置し、大隘地区で最も壮麗な寺院建築であり、また住民の信仰の中心にもなっています。 北埔最大の歴史的建造物である天水堂は、1832年に建築された姜氏の旧居です。客家の住宅としてよく用いられる三合院造りを取り入れ、石段には特大の平面があり、台湾で最も優美な門櫓の1つに数えられています（個人所有のため、一般公開されていません）。

1835年に建築された金広福公館は、漢人が開拓のために武装して山間部に入る際の拠点とした場所であり、新竹県で現在唯一の国指定の史跡です。 忠恕堂は、1922年に建築された清朝の秀才（科挙に合格した者を指す）・曽学煕の旧居です。一堂二横建築であり、瓦を乗せた塀と清らかで水量が豊富な井戸は広く知られており、周囲50メートル以内に住む住人たちが水を飲みにきていました（現在、井戸は放置されて使用されていません）。

姜阿新洋館は、金広福公館と天水堂の近くに建つバロック建築を模した北埔を代表する洋館です。外の石材には北投岸石を、内装にはオガタマノキ、ヒノキ、クスノキ、タイワンスギなどの貴重な木材を使用しています（現在は金広福文教基金会の所有となっており、見学する際には事前申請が必要です）。