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イエス堂

更新しました:2024-06-25
4.5

    梨山イエス堂は、海抜2,011メートルの梨山頂上に位置し、現在台湾で最も高いところにある教会です。かつての総統である蒋介石夫妻がプライベートに使用する教会として、1969年に建設されました。921大地震によって周囲の建物に亀裂が入ったため、日月潭国家風景区管理処による修繕後、2003年に開放されました。
    梨山耶穌堂鐘
    2017年からは民間企業によって運営されており、現在では人気のフォトジェニックスポットとなっています。また、地元住民にも開放され、結婚式を執り行うことも可能です。教会は山中で目を引くヨーロッパ式建築で、入り口には左右各6株、計12株のカメリアが植えられており、イエスの12使徒を表しています。また、柱にタイヤル族のトーテムの文様が描かれている点も、このイエス堂の特徴です。
    梨山耶穌堂空拍照
    教会内の正面の窓には、唯一アーチ状の窓があり、尖った形状のほかの窓とは異なっています。この窓は祈祷の際の手を、そしてアーチは人々が祈祷の際に両手を重ねる様子を表しています。屋根材にはヒノキを使用しているため、教会に一歩足を踏み入れるとヒノキの香りが漂います。椅子にはクスノキを使用していますが、時間の経過とともに部分的に損壊がみられたため、前方の数列はすでに撤去されました。2階へ続く階段は、大理石を用いた丈夫な作りで、20センチほどを壁にはめ込み、さらにネジで固定しています。
    梨山耶穌堂教堂內部
    この教会のもうひとつの特徴は、ドーム型の天井にある空洞で、そこから一本のひもが垂れています。ここには元々、重さ2トンにもなる大きな鐘が吊られていましたが、地震後に撤去されました。教会後方の「誓いの展望台」は、梨山イエス堂でも人気のスポットで、雪山の景色を眺望できます。
    梨山耶穌堂LOVE

    観光スポット情報
    営業時間
    アトラクションは閉鎖されました
    電話
    886-4-25981331
    アクセス方法