八卦山風景区の名物彰化大仏は民国50年に建てられたもの、高さは約22メートル、前方には九龍池及び展望台があり、彰化市内を眺めることができる。嘉慶皇帝に関する物語では嘉慶皇帝が台湾に訪問する伝説があり、中に中部の「三岩二寺」が記載された。当区ではそのうちの「三岩一寺」が含まれた。虎山岩(清王朝粕隆3年、西暦1738年)は、山の形がしゃがんでいる虎に似っているため、その名が付けられたものである。正院には観音音菩薩が祀られている、お寺の前には樹齢が200年を超えたバニヤンの木が二本生えている。碧山岩(清王朝乾隆17年、西暦1752年)は、主に釈迦牟尼を祀っており、雄大な緑の瓦と灰色の壁は気宇壮大な感覚を感じさせる。清水岩(清王朝雍正6年、西暦1728年)は、主に三宝佛及び観音菩薩を祀っており、周りの環境が静かで、生態が豊かである。宝蔵寺は主に媽祖及び観音喜薩を祀っており、その院内に掛けられている古い扁額「宝山第一」は既に線香に輝く黒く燻されており、話によると、それは清王朝の嘉慶皇帝が賜ったものである。八卦山風景区南端にある松柏嶺受天宮(清王朝乾隆2年、西暦1737年)は、台湾で有名な道教の聖地である。主に北極玄天上帝を祀っている。每年の旧暦3月3日は玄天上帝の聖艇であり、台湾各地から、人が絶えずにお参りに来る。お寺以外、八卦山服景区内の古部屋の建築群もかなり特色的である。その中には社頭崎脚の劉宅・月眉池の劉宅及び田中·二水周辺の伝統的な園南建築古部屋が最も代表的である。それらはほぼみんな百年以上の歴史があり、今でも完璧に保存されている。