鷹揚八卦

サシバは渡り鳥の一種で、シベリア、中国の東北地方、日本、北朝鮮などの場所で繁殖し、毎年10月にフィリピン、南洋諸島、インドシナ半島に渡って冬を過ごします。昆虫、両生類を主食とし、多くが低中海抜の山地に棲息しています。停留する時は、しばしば地面からそう遠くない木の幹や柱の上に止まり、飛ぶ時は一直線で飛行するか、上昇気流に乗って竜巻状に旋回し、翼はあまりはばたかせません。また、越境の際には群れを成し、大変壮観です。鳴き声は前が低く後が高い「ジージー」という声です。

サシバの移動ルートはアジア地域の東南部に限られています。秋に南下して冬を過ごす際、日本、シベリア、中国の東北地方などの繁殖地から南下し、恒春半島の満州郷を経て、さらに東南アジア、南洋へ向かいます。春に北へ帰る際、北回帰ルート上の八卦山風景区と大肚山一帯は、旋回しやすい上昇気流が流れているため、しばしばここに停留して休憩します。