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108-05-28

参山国家風景区管理処と水保局がタイアップ 農村のユニバーサルツーリズムを推進

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(POWER NEWS 記者 羅蔚舟・彭維権/新竹・苗栗)高齢化社会に突入した台湾の重要な課題のひとつは「人にやさしいフレンドリーな環境」づくりである。交通部観光局参山国家風景区管理処では、農村人口の高齢化とレジャー・娯楽産業発展のニーズに対応するため、農業委員会水土保持局とタイアップして4月19日、「フレンドリー農村ワークショップ」を開催。。全国から約50に上るコミュニティ・非営利組織が参加した。参山国家風景区清水岩生態展示センターにおけるバリアフリー環境整備の経験について、参山国家風景区管理処が参加者と共有したり、農村がバリアフリーツーリズムやサービスデザインの改善を進めていく上でのサポートなどを行った。
交通部観光局参山国家風景区では、高齢化社会に対応するため2015年からユニバーサルツーリズム対応の環境整備を始めたという。今回のワークショップを彰化で有名な清水岩風景区で開催された背景には、同風景区のバリアフリー環境整備が自然・環境保護を考慮しているに止まらず、地元の清水岩生態クラフトカルチャー産業協会と連携してユニークな生態ガイドと体験を提供している点がある。また、近隣の社頭にある観光靴下工場とあわせて、体の不自由な方も家族連れで日帰り旅行を楽しむこともできる。

「フレンドリー農村ワークショップ」イベントでは、台中市の介護団体「毓得基金会」のCEOである蕭勝中氏を招き、お年寄りや障がいを持つ方を連れての観光プランニングについての経験を共有。また、今回の訪問での学びについてグループ形式のディベートで整理し、コミュニティ改善の方向性を探った。
蕭勝中CEOは、「一家での外出は一番の『移動式リラックス』である」と強調。また、「いつも施設や家で過ごす高齢者の気晴らしになるだけでなく、体験活動を通して五感が刺激され、思い出を呼び起こして記憶力を鍛えられるという。また、常に介護のプレッシャーにさらされている家族も、介護専門スタッフのサポートのもとリフレッシュして一家団欒の楽しみを取り戻し、親子関係を改めて構築してこそ、引き続き日々を過ごしていくことができる。これこそが高齢社会における長期介護にとって重要な点である」と語った。

水土保持局南投分局の陳栄俊局長は、「農村のバリアフリーと安全な環境の整備を推進し、コミュニティのハード面での環境改善をサポートするだけでなく、さらにコミュニティと社会福祉介護団体が連携して農村への小旅行を盛り上げていくことも推進したい」と語る。
農村の自然生態環境やユニークな農村体験のほか、地元の人々の人情に触れることは一番の癒しになるだけでなく、ケアにもなる。水保局では、引き続き交通部観光局とともにさらに多くのお年寄り向けの家族旅行プランを推進し、農村をお年寄り一人ひとり、そして家庭にとっての幸せなふるさとにしていくことを見込んでいる。
(写真提供:参山国家風景区管理処/1.農村人口の高齢化とレジャー・娯楽産業発展のニーズに対応するため、参山国家風景区管理処では4月19日、農業委員会水土保持局と合同で「フレンドリー農村ワークショップ」を開催。全国から約50に上るコミュニティ・非営利組織が参加した。2.「フレンドリー農村ワークショップ」の様子。3.参山国家風景区管理処はイベントにて、参山国家風景区清水岩生態展示センターのバリアフリー環境整備の経験を参加者と共有。農村におけるバリアフリーツーリズムやサービスデザインの改善をサポートする。)
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